スティルトンチーズと悪夢
スティルトンチーズという青カビチーズを食べると悪夢を見るという噂があるらしい。
(と、seikinさんのyoutubeで見た)
英国チーズ委員会が検証したところ『就寝30分前にスティルトン・チーズの小片20gを食べた被験者200人のうち、男性の75%は「奇妙で鮮明な夢」を、女性の85%が「奇怪な夢」を見たという。』(wikipediaより)
チーズを食べて悪夢?と疑問に思ったので自分なりに考察してみた。
スティルトンチーズの特徴
指定された3州で搾乳した牛乳
中心から放射状に伸びる繊細な青い縞模様
Penicillium roquefortiが特徴的な縞模様を出させる。
スティルトンチーズがスティルトンチーズと言えるのはこのPenicillium roquefortiという菌がいるからではないだろうか。
では、菌が睡眠にどのような影響を与えるのだろう。
腸内フローラと睡眠の関連
トリプトファン(食べ物)を腸内でセロトニンに変換。セロトニンがメラトニン(睡眠ホルモン)となる。
つまり腸内フローラと睡眠は関連がある。
トリプトファンはタンパク質が多めの食べ物に多目だからチーズもそれに該当する。
腸内フローラと言っても菌の種類は無数にあるから、睡眠の質も相応の種類分の影響を受けることもあるかもしれない。
事実、自分はたまに寝る前に発酵食品を食べる。よく眠れるから。
ヨーグルトだと爆睡するし、味噌汁だとやや良く眠れる。
発酵食品で眠りの質が違うのは体験済みなんだよね。
Penicillium roqueforti自体が悪夢と関連しているのかもしれない。
そしてもう一つ考えた説が、
「寝る前にあんな栄養価高いもの食べたら消化不良起こすだろう」説
いくら日本人以外がミルク系の消化酵素豊富だからといって寝る前に食べたら消化不良起こすだろう。
消化不良→気分悪くなる→ストレス→悪夢。
もしかしたら
消化不良で気持ち悪くなってるけど腸内フローラが活性化してよく眠れてるから起きるわけにもいかず"悪夢"というカタチであらわれているのかも。